UV硬化型帯電防止自己修復コート剤(開発品)とは？特徴や種類、活用用途をご紹介!!

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UV硬化型帯電防止自己修復コート剤(開発品)とは？特徴や種類、活用用途をご紹介!!

　トクシキでは帯電防止機能と自己修復機能を併せ持つ「UV硬化型帯電防止自己修復コート剤」を開発いたしました。この記事では「UV硬化型帯電防止自己修復コート剤」の特徴や種類、活用用途をご紹介いたします。

UV硬化型帯電防止自己修復コート剤とは？

　指先に静電気が流れて不快な思いをした経験は誰にでもあると思いますが、静電気にはさまざまな悪影響があります。例えば静電気の放電によって、電子機器の動作が不安定になったり、壊れたりする可能性があります。また埃や花粉が引き寄せられ、アレルギーや呼吸器系の症状を悪化させる可能性もあります。それだけではなく火花が発生し、可燃物に引火したり、爆発事故を起こしたりする危険性もあります。

　トクシキが開発した「UV硬化型帯電防止自己修復コート剤」は静電気の発生や放電を抑制し、人体に不快感や危険を及ぼすのを防ぐだけでなく、静電気が引き起こす埃や汚れの付着を軽減し、自己修復樹脂により微小な傷がつきにくい能力を有しています。

　このように帯電防止機能と自己修復機能を併せ持つコート剤は、フィルムに加工されることでさまざまな電子機器に適用可能で、高い付加価値を創出する革新的な素材と言えます。

　このコート剤を用いたフィルムは、たとえば人と直接触れることの多いタッチパネルやタブレットなどにも有効です。例えば、ATMや券売機、飲食店の注文用タブレットなどは、手指の静電気によるトラブルの発生が懸念されます。また、頻繁に使われるため、表面が傷つきやすく、視認性や操作性が低下する可能性があります。このコート剤を用いたフィルムは、まさにこれらの問題を解決する一助となるでしょう。「UV硬化型帯電防止自己修復コート剤」は安全で快適なタッチパネルやタブレットなどの利用に向いています。

　また、このコート剤を用いて作成したフィルムは特定波長の紫外線によって青色に見た目が変化しますが、時間とともに元の色相に戻っていきますのでご注意ください。太陽光や蛍光灯に含まれる紫外線では見た目の色相が大きく変わることはありません。

　特定波長の紫外線と特異的に反応して青色を呈色し、繰り返し呈色⇔脱色することが可能なため、紫外線ランプの簡易的な照射量確認など表示材料としての応用にも用いることが出来るかもしれません。

UV硬化型帯電防止自己修復コート剤の用途とラインナップ

活用用途：

タッチパネル式券売機やセルフオーダーシステムなどの耐スクラッチ性が必要なモニター保護用フィルム　など

ラインナップ：

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まとめ

• 特殊な樹脂を適用することで帯電防止性能を付与したUV硬化型自己修復コート剤です。
• 透過率の低下が少なく低Hazeなため十分な透明性も兼ね備えております。
• 帯電防止機能により、ホコリ等の付着を抑えることが出来ます。

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