トクシキの放熱分散ソリューション
トクシキの放熱材料分散ソリューション
電子部品やデバイスの高性能化に伴い、熱対策の重要性がますます高まっています。一方で、熱伝導フィラーを高充填すると、粘度上昇、分散不良、沈降、塗工性の低下などの課題が生じやすくなります。トクシキでは、分散加工・配合設計の知見を活かし、放熱性と加工性の両立を目指した材料開発を支援します。
放熱材料分散ソリューションとは
電子部品やデバイスの高性能化・小型化に伴い、発生した熱を効率よく逃がすための放熱材料の重要性が高まっています。放熱材料には、熱伝導性を高めるためにアルミナ、窒化ホウ素、窒化アルミニウムなどの熱伝導フィラーが用いられますが、これらを高濃度で配合すると、粘度上昇、分散不良、沈降、塗工性の低下などの課題が生じやすくなります。
トクシキでは、分散加工・配合設計の技術を活かし、熱伝導フィラーの特性を引き出しながら、樹脂・溶媒・添加剤との組み合わせを検討します。放熱性だけでなく、塗工性、作業性、保存安定性、量産時の再現性まで考慮し、お客様の用途に合わせた材料開発を支援します。
放熱シート、放熱コーティング、電子部品向け絶縁材料、基板・封止材関連など、熱対策が求められる用途に向けて、少量試作から中間試作、量産化検討まで段階的に対応します。
活用用途
電子部品・半導体後工程
電子部品や半導体後工程では、デバイスの高性能化・小型化に伴い、発生した熱を効率よく逃がすための材料設計が重要になります。放熱シート、封止材、接着材、絶縁層、各種フィルムなどにおいて、熱伝導フィラーを適切に分散させることで、放熱性と加工性の両立を目指します。

放熱材料の分散・配合設計
トクシキでは、熱伝導フィラーを用いた放熱材料について、分散性、粘度、塗工性、保存安定性などを考慮した配合設計・試作に対応しています。高充填化による放熱性の向上を目指しながら、粘度上昇、沈降、分散不良などの課題に対して、樹脂・溶媒・添加剤との組み合わせを含めた検討を行います。
エポキシ媒体放熱(熱伝導性)フィラー分散体(開発品)
トクシキでは、粘・接着剤、封止材などに用いられるエポキシ樹脂へ、放熱フィラーを高濃度で分散した「エポキシ媒体放熱(熱伝導性)フィラー分散体」を開発しています。
放熱フィラーには、熱伝導率が高い窒化アルミニウムや、比較的広く採用されているアルミナを使用しています。エポキシ樹脂には、より高い熱伝導率の発現が期待されるメソゲン骨格を持つエポキシ樹脂を含有しており、放熱性と加工性の両立を目指した材料設計が可能です。
分散体は溶媒を含んでおらず、接着剤、成型体、放熱フィルム、放熱シート、封止材など、用途に合わせた調整が可能です。
開発中グレード例
- 窒化アルミニウム系:EPAN-0001、EPAN-0002、EPAN-0003
- アルミナ系:EPAO-0001、EPAO-0002、EPAO-0003
フィラー種、フィラー分、粒子径、粘度などの違いにより、用途に応じたグレード展開を検討しています。

| 開発中グレード | 特徴 |
|---|---|
| EPAN-0001 | 窒化アルミニウム系。フィラー粒子径 約1.0µm、フィラー分 75.0wt% / 51.2vol%。粘度 20〜40Pa・s。 |
| EPAN-0002 | 窒化アルミニウム系。粒子径 約1.0µm / 約16µm、フィラー分 80.0wt% / 58.3vol%。粘度 40〜60Pa・s。 |
| EPAN-0003 | 窒化アルミニウム系。粒子径 約1.5µm / 約30µm、フィラー分 80.0wt% / 58.3vol%。粘度 10〜30Pa・s。 |
| EPAO-0001 | アルミナ系。フィラー粒子径 約1.0µm、フィラー分 80.0wt% / 53.3vol%。粘度 40〜60Pa・s。 |
| EPAO-0002 | アルミナ系。粒子径 約1.0µm / 約25µm、フィラー分 85.0wt% / 61.8vol%。粘度 30〜50Pa・s。 |
| EPAO-0003 | アルミナ系。粒子径 約2.0µm / 約25µm、フィラー分 85.0wt% / 61.8vol%。粘度 20〜40Pa・s。 |
特殊環境下の塗料開発は
トクシキにお任せください!
開発の流れ
point 1
開発品・既存グレードの確認
まずは、窒化アルミニウム系・アルミナ系の開発中グレードをもとに、お客様の用途や要求特性に近い材料をご確認いただきます。
point 2
用途・要求特性の確認
接着剤、封止材、放熱シート、放熱フィルム、成型体など、想定用途に応じて、熱伝導性、粘度、塗工性、作業性、保存安定性などのご要望を確認します。
point 3
配合・分散条件の検討
必要に応じて秘密保持契約を取り交わしたうえで、フィラー種、粒子径、フィラー分、樹脂、添加剤などの組み合わせを検討し、放熱性と加工性のバランスを調整します。
point 4
試作・評価を繰り返し最適化
お客様からの評価結果をもとに、粘度、分散性、沈降性、塗工性、熱伝導性などを確認しながら、用途に適した仕様へ調整を重ねます。
point 5
量産化検討・納品
ご要望に合う仕様が確認できた後、少量試作から中間試作、量産化検討へ段階的に進め、弊社の生産体制に合わせて納品対応を行います。
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よくある質問
Q.
サンプルを頼みたいのですが、依頼する流れを教えてください。
A.
まず、お問い合わせフォームに必要事項をご記載ください。その後、担当者よりご連絡し、用途、使用樹脂、要求特性、必要数量などを確認させていただきます。確認内容に応じて、窒化アルミニウム系・アルミナ系の開発中グレードから適したサンプルをご提案いたします。
Q.
試作は有償でしょうか?
A.
少量サンプルであれば無償で対応できる場合がありますが、数量、内容、カスタマイズの有無によっては試作費用をいただく場合があります。放熱フィラー分散体は開発品のため、用途やご要望を確認したうえで、対応可否や費用について個別にご相談させていただきます。
Q.
製品の保証期間はどれくらいですか?
A.
開発品のため、保管条件や配合内容、使用用途によって異なります。具体的な保証期間や保管条件については、サンプル提供時または仕様確認時に個別にご案内いたします。なお、掲載している数値は代表値であり、規格値ではありません。

