AG(アンチグレア)コート剤概要
パソコン、カーナビ、タッチパネルなどのディスプレイは、蛍光灯や日光の光が反射し映り込んで眩しく見えづらくなることがあります。
これをグレア(眩しさ)といいます。
このグレアを低減させることをアンチグレア処理(ノングレア処理)と呼びます。
グレアを抑える方法として、
AG(アンチグレア)やAR(アンチリフレクション)という方式があります。
これをグレア(眩しさ)といいます。
このグレアを低減させることをアンチグレア処理(ノングレア処理)と呼びます。
グレアを抑える方法として、
AG(アンチグレア)やAR(アンチリフレクション)という方式があります。
AG(アンチグレア)の原理は、表面に凹凸をつけることで正射光を拡散させ、眩しさや映り込みを低減させています。
AG(アンチグレア)コート剤特長
トクシキは、長年にわたり、シリカ、フィラーの分散技術を駆使した、表面の意匠性(タッチ感)付与塗料、車両部材の擦れ音防止塗料、車両内装材の防眩塗料等の開発を行ってきました。さらに、通常のつや消し塗料よりも分散度をあげる(粒度を細かくする)ことにより、光学特性(ヘイズ、グロス、写像鮮明性、全光線透過率)を調整した光学フィルム用途のAG(アンチグレア)コート剤を開発し、ご採用いただいております。トクシキの分散技術、配合技術により、AG(アンチグレア)コート剤には以下の特長があります。
- お客様のご要望や仕様に最適化された光学特性
- ムラのない安定した品質
- 経時安定性
黒色AGコート剤(開発品)
- 特殊カーボンを少量添加する事より、透明性・防眩性を維持したまま内部の隠蔽性を向上します。
- 柔軟性があるため、ウレタン系フィルムに塗布可能です。表面形状が湾曲している懐中電灯や発光・表示装置のデザイン性・防眩性を高めるとともに光源カバーの傷つき・劣化の防止が可能です。
事例
事例1( フィルムメーカー様)
【お困りごと】
ゲームや学習用のスマートデバイス(タブレットなど)の画面の保護フィルムでは、防眩性(アンチグレア)に加えて指で操作しやすくするための滑性が必要。
【ご提案内容】
AG(アンチグレア)コート剤に従来使用していたフィラーとは違う形状のフィラーを均一に分散したタイプのAG(アンチグレア)コート剤をご紹介しました。
【お客様のメリット】
お客様のお望みの性能(光学特性、感触、滑性など)が得られます。抗菌など別の性能を付与することも可能です。