第1期
1940 | 鈴木特殊インキ研究所設立 |
創業者の鈴木倉次は顔料を使用したラッカー着色剤の製造を開始しました。鉛筆塗装用の塗料などに用いられました。 |
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1948 | 鈴木特殊インキ研究所を株式会社に改組、特殊色料工業株式会社として発足(6月) |
1953 | 塩化ビニル樹脂用着色剤の製造開始 |
当時塩化ビニル樹脂が急速に普及した時期でした。着色剤が当時大ヒットした塩化ビニル製の空気で膨らませる人形(腕などに抱きつくようにぶら下げることが可能な人形)にも使用され、特にブラック、ピンク系の塩ビ用着色剤では高いシェアを占めていました。 | |
1963 | 顔料合成工場完成 生産開始 |
現在は顔料は製造しておりませんが、かつてはピンクの顔料などを製造しておりました。 | |
1964 | 塩化ビニルレザー用表面処理剤を開発 |
表面処理剤は自動車内装材からファッションまで生活の様々なシーンで活用されました。レザー製品の付加価値向上に貢献いたしました。トクシキのコーティング関連製品の原点となりました。 | |
1967 | 千葉県柏市に表面処理剤工場を建設、生産を開始。 |
1970 | 千葉県柏市に顔料合成工場を建設、生産を開始。 |
1972 | 合成樹脂用着色剤工場を建設、生産開始。 東京都葛飾区より生産設備全面移転完了、柏工場として稼動を開始。 |
1976 | アクリル・ウレタン樹脂合成工場完成。 |
柏市にすべての製造拠点、開発拠点が集結しました。このころ合成樹脂の開発・製造が本格化してきます。現在の伸びるウレタンアクリレートや自己修復塗料の原点がここにあります。 | |
1978 | 交通標識用アクリル樹脂及び超耐候性透明インクを開発。 |
透明性と耐候性に優れたアクリル樹脂と微粒子化した透明インクを開発いたしました。 | |
1983 | 業界に先駆けてオレフィン用表面処理剤の開発に成功(自動車内装材用)。 |
1986 | 自動車関連市場への接着剤開発に成功。 |
自動車業界をはじめ各業界で脱塩化ビニルがトレンドになり始めた時期です。トクシキでは業界に先駆けて塩化ビニル樹脂を代替するオレフィン系樹脂用の表面処理剤や着色剤を開発いたしました。 |
第2期
1989 | 代表取締役社長に鈴木將雄が就任。 |
ウレタン系の機能性表面処理剤を開発。 | |
1990 | UV硬化樹脂製品の開発。 |
現在あるUV硬化型樹脂関連製品の原点になりました。 | |
1995 | 電子材料分野に進出、 LCD カラーフィルター用着色剤の開発を開始。 |
LCDカラーフィルター用着色剤で初めて採用になった色はグリーンでした。のちにグリーンがコーポレートカラーとなります。電材分野進出の記念と自然環境を守る意思という2つの観点から設定されました。 |
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1997 | ライセンスプレート用高機能Urethane樹脂を開発。 |
1998 | インクジェット関連製品を開発 |
2000 | 国際品質規格ISO9001を認証登録。 |
2001 | LCD カラーフィルター用着色剤の生産設備を増強。 |
2003 | 社名を株式会社トクシキ(TOKUSHIKI Co.,Ltd.)に変更、本社工場を現在地に新築移転 |
2005 | LCD カラーフィルター用着色剤のMF工場を建設。 |
2006 | BM(ブラックマトリクス)用着色剤を開発 |
現在のBM製品の礎が築かれたのがこのころです。 |
第3期
2008 | 代表取締役社長に鈴木益次が就任。 |
光学フィルム用UVコーティング剤の開発。 | |
2010 | ブラックマトリクス用着色剤の生産設備を増強。 |
トクシキのLCD用着色剤はブラックマトリクス用着色剤がこの時期から主力になってきました。 | |
2011 | UV硬化型自己修復塗料の開発 |
UV硬化型自己修復塗料の情報ををトクシキのメールマガジンで初めてリリースした際、1日で400件近い問い合わせがあり、大反響でした。その後UV硬化型自己修復塗料は日々改良され現在の製品が出来上がっています。 |
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2018 | 実験受託サービスを体系化しリリース |
トクシキがこれまで培ったノウハウを活かし、分散・合成・配合のプロフェッショナルとして、お客様のご指定の原料やご指定の作業だけではなく、お客様のご要望に応じた原料選定、実験計画、量産試作まで幅広くサポートしております。 | |
2019 | 高濃度カーボン分散液、UV透過ブラック分散液、近赤外透過ブラック分散液の開発 |
機能性を有する顔料やフィラーを微粒子化し特殊な機能を持つ分散液を続々とリリースしております。 |