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微粒子化技術について

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微粒子技術のメカニズム

顔料やフィラーなどの粉体粒子は、通常一次粒子が凝集した状態となっています。 この凝集した粒子を分散させるプロセスの初期段階として、まず粒子の表面を樹脂溶液などで湿潤(ぬれ)させます。 その次に、機械的なせん断力などから粒子微細化していきます。微細化された粒子は再び凝集しようとする力が働きますが、 これを抑えるために適切な添加剤を加えることで安定化した溶液を作ることが出来ます。

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トクシキの超微粒子化技術は、高色純度・高濃度・高透過率・高コントラストを実現させ、パソコン・TV・カーナビなどの 液晶ディスプレイに採用されています。 アクリル樹脂とガラスビーズを複合した反射シート。印刷の着色部分は顔料の超微粒子化技術によって得られた超透明性インキを使用し、鮮明な色彩と優れた反射性を実現しています。

透明性インキ(道路標識用再帰性反射シート)

  分散方式 ヘイズ 平均粒径
インキA 特殊乾式+湿式分散 3.5 101nm
インキB 一般湿式分散 30.7 330nm
粒子径による透明性の違い(透明性インキ)

LCDカラーフィルター用RGB着色剤

液晶カラーフィルター用のRED、GREEN、BLUEスペクトル

LCDカラーフィルター用ブラックマトリクス分散液

  一次粒子径 分散液平均粒径
分散液A 20nm 130nm
分散液B >100nm 209nm
粒子径の違いによるブラックマトリクス表面の違い
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