
揮発性有機化合物(VOC)とは?
一般的に塗料やインキには有機溶剤が多く含まれています。有機溶剤は揮発性有機化合物(VOC)の一種であり、揮発し大気中に排出された際、環境への負荷を与えると考えられております。しかし現在でも工業的に塗料・インキなどを使用して塗装するうえで作業性や塗料性能を発現するために有機溶剤は必要不可欠なものと考えられております。塗料やインキの製造時の有機溶剤の排出量と比較して塗装時の排出量はその何倍にもなります。乾燥工程で大気中に文字通り排出するわけですから、当然と言えます。それらの排出された揮発性有機化合物の環境に対する負荷は大きいと言わざるを得ません。
トクシキでは可能な限り環境低減に取り組むべく、水系(環境対応製品)をラインナップをしております。
水系製品(環境対応製品)一覧と特徴
製品種 | 概要 |
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水系ポリウレタン | 水性ポリウレタンをベースとした、コーティング剤です。 アクリル、ポリエチレン系に比べ、耐熱、耐侯、耐油性に優れています。 |
導電性カーボン分散液 | 導電性カーボンの水系分散液です。導電性が高く(一般カーボン対比10-3)、低粘度です。 |
高濃度カーボン分散液 | 水系の高濃度カーボン分散液です。顔料濃度40%を実現しています。 |
近赤外透過ブラック分散液 | 黒色でかつ近赤外領域の光を透過する水系分散液です。 |
UV透過ブラック分散液 | 黒色でかつ紫外領域の光を透過する水系分散液です。 |
※水系UV透過ブラック分散液は新たにラインナップされました。
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